A One Day of Law Clerk
法律事務員は、弁護士業務をサポートする仕事です。私自身入社して驚きましたが、業務の内容は非常に多岐に渡ります。マニュアルが無い業務も少なくなく、その解決手段を1から手探りで始めていくこともあります。
もちろん弁護士や事務員同士で相談しながら進めていきますが、この仕事で何より必要な力は「考えること」ではないかと感じています。
また依頼者の方々は、様々な困難な事情を抱えて事務所へいらっしゃいます。
そのような背景を理解しながら、不安や心配に寄り添える、思いやりのある接客を日頃から心掛けています。
大変なこともありますが、それに勝るやりがいがとても大きな仕事だと思います。
来所当初不安そうな顔をされていた依頼者の方が、事件が無事に終わり明るい笑顔で御礼を仰られる姿に立ち会えた時にはこちらまで嬉しくなります。
弁護士が「人生の新たな一歩を後押しする」仕事であるなら、法律事務員はそのサポートをする仕事とも言えるのかもしれません。是非、少しでも興味をお持ちになった方、私たちと一緒に働いてみませんか。
お会いできることを楽しみに待っています。
9:00
出社
朝は、メール・FAX・郵便物・留守番電話を事務員同士手分けして確認する業務から始まります。
さらに弁護士それぞれの1日のスケジュールを把握します。
(必要に応じて、弁護士に報告を入れます)
9:15
各自の業務へ
それぞれが弁護士に指示された業務に取り掛かります。(資料の取り寄せ、諸機関への電話対応、事件ファイルの書類整理等)
また事務員共通で行う来客者への対応や電話応対も大事な業務です。感じの良い印象を持っていただけるよう丁寧な対応に努めています。
11:00
事務所会議
週に1回、弁護士と事務員合同の会議を行います。
事件の進捗や業務の改善事項について皆で話し合います。
全体で情報共有が出来る、とても大切な時間です。
12:00
事務所ランチ
事務所会議の日は皆で一緒にランチに出かけます。
前から気になっているお店や口コミで評判の良いお店を調べて、いろんなジャンルを開拓しています!美味しいものを皆で食べながら会話をする、和気あいあいとした癒しの時です。
13:00
文書の確認・資料作成作業
弁護士が作成した文書を、裁判所や相手方代理人へ提出する前にダブルチェックをします。
また事務員が資料の作成をすることも少なくありません。
資料は、裁判で取り扱う重要なものなので、作成には細心の注意を払います。
14:00
諸機関への外出
事務員は事務所内だけでなく、裁判所、法務局、弁護士事務所、弁護士会や銀行等へ出かける機会も多いです。
15:30
帰所
事務所へ戻ったら、事務員同士で外出先での情報を共有します。
16:00
来客者対応
初めて来所された依頼者の方へ、弁護士との打合せ前に相談カードの記入をお願いをしたり、また打合せ中に弁護士より急ぎで資料を求められることもあるので打合せがスムーズに進むよう迅速な対応をいます。
17:00
書類整理
事件ファイルに書類を綴る作業は、弁護士事務員に不可欠な業務です。
弁護士が打合せや裁判で見返す時に、常に見やすいファイル作りを心掛けています。
ファイルを整理しながら、次回の裁判の予定がカレンダーに反映されているかの確認もします。
18:00
退社
定時に退社することに事務所全体で取り組んでいるので、急ぎの案件でない限りは残業はほとんどありません。業務のボリュームが多いものは、事務員皆で協力して終わらせるようにしています。